留学生の声

私が選んだ道

青森中央学院大学 経営法学部3年

スワンネット ウィールット(タイ)

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 日本に来て以来、様々な“異文化”がありました。私の留学生活は、タイにいる時と比較すると、さらに便利になっています。タイではインターネットショッピングはまだ流行っていなかったし、今はコンビニも大学の近くにあります。そして、必要なものを販売する店も全部あります。

 勉強のことでは、タイでは高校までしか勉強したことないので、日本に来て、日本の大学で勉強するということは、タイと同じなのかどうか全然わかりませんでしたが、難しさはどこの大学でも同じだと思ってがんばりました。大学一年生の時は、言うまでもなく一番大変な時期で、留学生にとっては誰でも同じだと思います。その時は日本語もまだまだでしたし、勉強したこともない科目がたくさんありました。しかし、先輩達が様々な勉強の方法を教えてくれたので、最高評価とはいきませんでしたが、思った以上に良い成績がとれました。2、3年生の時には、勉強の方法や様々な科目の内容にかなり慣れてきたので、問題は少なくなっていました。

 課外活動では、私は他の留学生と比べると参加数が少ないかなと思っていますが、様々な交流会に参加するようにしています。私の最初の交流会は弘前公園のお花見でした。その時は小グループに分かれて、様々な人とお話して、ゲームをして、指定されたポイントを探して写真を撮るミッションをしました。日本に来たばかりでしたので、あまり話せませんでしたが、とても楽しかったことを覚えています。また、ねぶた祭りも参加しました。ねぶた祭りは青森県の有名な祭りだと聞いていて、聞いていたとおりにコースを周る時に掛け声をかけたり、跳ねたりしました。とても暑かったのですが、本当に楽しかったです。そして、紅葉にも行ってみました。少し寒かったのですが、紅葉が綺麗で十和田湖も天気が良くて、紅葉は私の一番好きな交流会になりました。

 私は日本に来て、様々なことがあって、楽しいのですが、タイに戻りたいという気持ちももちろんあります。その理由は、初めてこのように長期間、実家以外で暮らしたこともなかったですし、友達関係とか授業の難しさとか、そのほかにも小さいことで、自分が弱くなり、タイに戻りたい気持ちになってしまうからです。例えば、本場のタイ料理を食べたい時やタイにいる友達と遊びに行きたい時、自分のペットに会いたい時、帰国したいですね。そういう時にいつも自分の愛する家族から応援の声があります。そうなると様々なやる気がよみがえってきて、気持ちが良くなって、自分の目標を再確認することができるので、一番ありがたいです。

 留学生活には、嬉しい時、寂しい時、悩ましい時、様々な時があります。嬉しい時には全然問題ありませんが、寂しい時や悩ましい時があったら、一番いい方法は冷静になって考えることだと思います。考えた後でまだ直せないと感じたら自分が信じている家族に相談するもいいと思います。

 留学は私が選んだ道なので、このように自分を奮い立たせています。これからももっといい留学生活になるように頑張るつもりです。

 

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