留学生の声

時は流れる水の如し、あなたに感謝

八戸工業大学大学院 工学研究科 
社会基盤工学専攻 3年

劉 耘(中国)

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 月日の経つのは行き交うシャトルのように早いもので、瞬きをする一瞬の間に、八戸工業大学博士課程での3年近いここでの忘れがたい日々を過ごした素晴らしい時間、間もなくお別れの時に当たり、様々な思いが頭に浮かび上がる。

 初めて八戸工業大学に来た時、整った環境、見渡す限りの桜の花、きれいなキャンパス、力強い枝の松の木、和やかな笑顔、あちこちに独特の風景が広がり、学長先生から職員まで、教師から学生まで皆温厚で善良、これらが私に益々親しみを感じさせ、家族のような温かさが自然と湧きあがった。

 八戸工業大学で学んでいる間、学長先生の親密さ、指導教授の謹厳さ、教授の勤勉さ、教師の几帳面さ、職員の責任感、学友の仲睦まじさ、学生の礼儀正しさ、雰囲気の楽しさ、これらが皆私に深い印象を与えた。八戸工業大学に来てから、大学は生活と学習の面で、ここでの学習生活に後顧の憂いが無いように決め細かく行き届いたお世話をして下さった。

 また、いろいろな活動を通して異なる文化のもたらす異なる息遣いを感じさせ、視野を広めさせ、三沢の塚本さんや八戸の田鎖さん等多くの友人ができた。ここでは留学ではあったが孤独感はなかった。むしろここで感じたのは温かさや友好であった。友人がそばにいる所では温かさと愛に満ちており、心に温かいものが流れているものだ。

 八戸工業大学の先生、職員、学生それに友人は皆とても深くて美しい印象を残してくれた。これは私の一生の貴重な財産であり記憶である。私は常に恩を感じ心にしっかりと刻んでおこう。

 

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