留学生の声 | |
弘前での一年弘前学院大学 日本語・日本文学科 呉 東珍(韓国) |
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まだ雪だらけだった3月から約1年が経ち、あっという間にまた冬になりました。帰国を目前に控えている今、帰りたくないと思ってしまうほど寂しい気持ちです。弘前と弘前学院大学のような素晴らしい所で過ごすことができて幸いだったと思います。 大学生活は学ぶことばかりでした。日本語はもちろん、日本の文化や慣習についても教えてもらいました。また、日本のパソコンで作業をしたり、日本のキリスト教について学んだりした他、外国人学習者に日本語を外国語として教えることも学習しました。全て有意義で、勉強になりました。勉強だけでなく、春には新入生と一緒にリトリートに参加したり、秋には大学祭や津軽の文学ゆかりの地をまわる文学散歩にも行ったりして、とても楽しかったです。 大学の外でも、様々な経験ができました。五所川原のたちねぷたで皆と一緒にねぷたを押したり、弘前の6つの大学の学生委員会である「いしてまい」のメンバーとして活動したり、青森県ユネスコ協会のグローバルパーティーに参席したり、「話してみよう韓国語」青森大会のスタッフをやってみたり、弘前日本語クラブで毎週日本の文化について教えてもらったり、青森のランチクラブで料理を習いながら多くの日本人・外国人たちと交流したり。これら全部、大切な思い出となっています。 この一年間、毎日が充実していました。最初は悩み事や困る事もありましたが、皆さんのおかげで一年間の留学生活を無事に終えることができました。大変お世話になりました。ここでの経験はこれから先の自分の人生において、大事な財産になるだろうと思います。素敵な一年を、ありがとうございました。
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