留学生の声

日本での留学生活

青森中央学院大学大学院 地域マネージメント研究科2年

何 凱凝(中国)

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 2016年の秋、一人で青森に来た。来たばかりの時、大都市のにぎやかさ、または中小都市のロマンチックな雰囲気がこの町では感じなくて、留学生活にとって必要なもの、さらに面白いものがあまりないと最初に私は思った。その時、まだアルバイトをしていなかった私は研究以外、何をすればよいかが全然分からなかった。と同時に、ふるさとへの思いも強くなった。時間が経つにつれ、留学生活に少しずつ慣れてきた私は、最初の思いが間違いだったと気付いた。

 うちの大学は、留学生たちが早く新しい環境に慣れるために、至れり尽くせりの配慮をしている。大学の先生方が留学生に一人ずつの研究生活に注目し、毎週、留学生との打ち合わせを行う。最近の様子を聞いたり、勉強または生活の悩みも聞いたりする。そのときは、故郷のような温かい雰囲気を感じた。また、日本の文化を深く理解するために、大学は時々異文化コミュニケーションの活動などを行う。例えば、小学生の英語への興味を高めるために、留学生が青森市内の小学校に行き、英語で簡単にコミュニケーションをすること。さらに、大学は留学生を連れ、県内に旅行にもよく行くこと。青森の景色は本当にきれい。春になると、桜が咲いている。夏になると、木の緑が目にいっぱい入っている。秋は、葉が次々と黄色くなり、色とりどりの山などが言葉にならないほど美しい。冬、町が真っ白になり、すべてのものが雪に覆われている。一年四季、四季分明。大学がその機会を創り、留学生のみんなと一緒に旅行をすることをきっかけとして、みんなの関係が近くなったり、各国の文化を感じたり、自然の景色も観光したりした。異国にいる留学生の私たちは一人ではない、大学のみんなが家族である、と強く思うようになった。

 課外活動はもとより、学業のことが最も注目されている。毎週大学院の授業があるほか、ゼミの発表、自分の研究課題についてさまざまな準備が必要である。キャンパスの図書館、県立図書館などに行き、自分の研究に対する必要な資料を探る。生活はほぼ、寮、図書館、研究室のシャトル三昧。一年生の後半期からはアルバイトをし始めており、三昧の三が四になった。もちろん、これは別の話である。

 指導教官からたいへんよくご指導をいただいている。週1回または2回のゼミで、自分の研究課題について発表し、先生との繰り返しの質疑の中から、研究の方向性が見えるようになった。修士論文が順調に進み、自分の考える力も思わずの進歩があった。日本語が母語ではない私に対して、迷っていることが全部解明するまで、先生が根気よく何度も優しく説明してくれる。

 青森での留学生活のおかげで、数多くの留学生や日本人と友達になり、素晴らしい指導教官も出会い、日本での生活にもが慣れた。未来の人生も明らかになってきた。今後とも感謝の気持ちを持ちながら、前に進もうと考えている。

 

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