留学生の声

成長を実感しながら楽しむ日本での留学生活

青森中央学院大学 経営法学部2年

レ ティ スアン ツ(ベトナム)

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 日本で生活するようになって、あっという間に2年目となりました。来日当初と今の私は学習と生活の両方がうまくできて、いろいろなことが分かるようになりました。

 日本に来る前、日本語を3カ月しか勉強しなかったので、来日したばかりの頃、簡単な会話さえできませんでした。そして、日本語1クラスに入り、色んな外国人の友達と接して、毎日一緒に会話を練習したり、お互いのいいことを学び合ったりすることによって、日本語が徐々に上達していき、そのおかげでコミュニケーションも上手に取れるようになりました。1年の後半から、初めて専門講義を受けて、初めて日本語で経営と法学に関する本を読みました。一生懸命専門的な単語の意味を調べ、分からないことをインターネットで関連がある情報を探して、理解できるまでとても努力しました。本を読むのはけっこう時間がかかるものです。しかし、今では長い文章や専門的な書籍を読むことはそんなに難しくなくなりました。

 生活については、今は大学の寮に住んでいます。シングルルームで暮らすのはいろいろなメリットがあります。まずは自分の好みに合わせて家具や物などを自由に並べることができます。また、部屋に一人しかいないから、静かに集中して勉強することができるので留学生活が送れるでしょう。しかし、部屋に一人しかいないからこそ、悩んでいます。なぜなら突然に体調が悪くなっても、誰も世話をしてくれない恐れがあるからです。また、節約のため、ほとんど自分で料理を作り、せめて一日一回はご飯を食べるようにしています。また生活費を稼ぎ、親の役に立ちたいという理由で、週に3、4回アルバイとをしています。

 将来、日本に就職するにしても、ベトナムに帰国するにしても、これから一歩一歩少しずつ頑張っていきたいと思っています。まずは今年の七月に日本語能力試験N1に120点以上合格するという目標を立てました。さらに、卒業するまで、学期ごとに20単位を取ろうと思っています。

 ちなみに、アドバイスとして日本に留学を希望している皆に自分が留学生活から分かったことを伝えたいです。まずは健康的に生活するべきです。例えば、遅く寝ることやファストフードをたくさん食べることなどをしないでほしいです。それらは体に悪影響を与えるものですから、元気でなければ、勉強も上手くいかないに違いありません。また時間を有効的に使うことです。毎日諸事を上手く行うため、やるべきことをリストアップして、翌日に繰越さないように、多く書かず、順番にやっておいた方がいいと思います。

 留学することによって、色んな国の友達と出会って、交流して、親しくなる素晴らしい機会を得ました。さらに自分が学習と生活の両方をうまくコントロールできるから、私にとって異言語または異文化の日本に留学するのは貴重な体験です。

 

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