留学生の声

青森県で三年間の生活

八戸工業高等専門学校 物質工学科 第5学年

チャントンシ― スックサワン
(ラオス)

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 青森県は日本の本州最北端に位置する県である。北の方にあるため、冬の時は雪が多くて寒いところです。青森県にはリンゴがいっぱい採られるので、リンゴが青森県の名物となっております。

 私は2012年4月に来日しました。1年間東京で日本語を勉強してから八戸に引っ越ししました。最初八戸に来たときは雪がまだいっぱい残っているので非常に寒かった。アジアからの人なのでこのような寒さはあったことないためその時は大変だった。八戸は東京と全然違いびっくりしました。東京で1年間いたので八戸に来て高い建物がないし、電車も少ない、どこか行くときはバスがよくつかわれる。2013年4月から高専生活が始まった。

 まず、一番考えなければならないことはどういう風に勉強するのか。専門科目だけではなくて日本語能力の問題もあり、とても心配だった。しかし、本当の授業を受けると前の考え方が変わって、高専の先生方は留学生に対してとても優しかった。授業ではわかりやすい言葉を説明し、黒板にも説明文は丁寧な漢字を書いてもらって、勉強がわからないところを先生に聞きに行くと丁寧に教えてもらった。クラスメートもみんながいつも笑顔で話しかけて、勉強も助けてもらった。

 私は学校の寮で住んでいます。自分の部屋から教室まで約5分歩くとても便利である。寮は留学生と日本人が一緒に住み、留学生は自分で料理作って食べる。寮で留学生が多いため、いつもみんなが一緒に自分の国の料理を作ったり、食べたりする。それだけではなくて、時々集まって勉強のことを話したりすることもある。ですが、寮はスーパーから離れるので買い物はちょっと不便、特に冬の時は大変だった。

 さらに、学生は学校の勉強だけは十分なので、学校出て自分を世界勉強することも大事と思っています。青森県は毎年、「交流会・体験型取材」を行います。この交流会は留学生にとってとても良いです。この交流会は毎年5回くらい行い、各回は青森県内に違う場所へ行って体験を行った。例えば、農家体験、リンゴもぎ体験など。この交流会はただ遊び、他の留学生と交流ではなく、日本人の生活も見られるし、日本の文化も勉強できて、青森の観光所も発見できて、良い経験をもらいました。他には青森県の祭りもとても有名です。一番有名の祭りはねぶた祭りである。ねぶた祭りは夏に青森市や五所川原市などで行って、日本人も外国人もいっぱい見に来る。

 最後に、私は今年3年目青森県に居て、勉強したり、遊んだりした。それで日本の文化、ルール、町などがよくわかって来た。国に帰ったら、必ずラオス人に青森県のことを紹介するつもりです。青森県は面白いこと、美味しい物がいっぱいある、どこ行ってもまた戻りたい。私は来年からまた引っ越しするのですが、時間があればまた青森県に遊びに来たいと思っています。

 

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