留学生の声

憧れであった日本

青森公立大学 経営経済学部経営学科 1年

李 庭侖(大韓民国)

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 青森市に留学したきっかけは、今年で20周年を迎えた青森市と韓国平澤(ピョンテク)市の交流事業の一環である留学生受入制度でした。この制度を志望した理由は、以前から憧れていた日本で勉強したいと思ったからです。

 これまで海外に興味があり、世界の中でも経済的に発展している日本に行ってみたいと思っていました。高校の頃に友達と初めて新潟に行って以来、東京、大阪、京都など色々なところを旅行しながら、東京は日本で一番大きい都市であること、大阪や京都には東京と違う特徴や文化があることなどを知りましたが、さらに深く日本を知りたいと思い、日本の大学を目指すようになりました。

 その後、私の地元平澤市と青森市が学生交流を行っていることを知り、当時受験生であった私は青森公立大学の留学生に挑戦することにしました。周囲では韓国の大学も合格したらきっと日本行きを悩むだろうと言っていましたが、私の心は既に日本に傾いていました。書類選考に合格した私は、冬に他の受験生とともに青森で試験を受けました。1ヶ月後に最終合格を知った時の気分は最高でした。

 合格した私は4月の入学式に合わせて日本に来ました。勉強したいと思っていた日本で本当に勉強することになり、当時は信じられませんでした。そして、せっかく日本で大学生になったのだからと思い、自分なりに日本でやってみたいこと、日本でやってみなければならないこと、日本でしかできないことを考えてみました。

 日本でやってみたいことは旅行でした。旅行が好きなので、これまで訪れたことがある場所もそうでない場所も、色々な場所に行ってみたいと思い、青森市はもちろんのこと、弘前や函館、札幌を旅行しました。

 また、日本でやってみなければいけないことはサークル活動です。日本では中学や高校には部活、大学にはサークルがありますが、韓国ではそういった活動はあまり活発ではないので、やってみたかったことの1つでした。今はボランティアと語学のサークルに入って、真面目に活動しています。

 そして、日本でしかできないこと、もっと厳密に言えば日本の中でも青森でしかできないことは、ねぶた祭りを見ることです。ねぶた祭りはあまりにも有名で、韓国でも聞いたことがあるほどでした。実際に青森に来てねぶたを見るだけではなく参加することができ、とても貴重な経験となりました。

 青森での大学生活は私の人生の中で本当に大切なことです。上記の他にも、市役所の交流活動を手伝うなど、憧れの日本に来たからには積極的に地域に関わろうと思い、色々なことに参加しています。これからも頑張りますので、応援お願いします!

 

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