留学生の声

青森の貴重な経験

青森中央学院大学 経営法学部3年

カンナーティコーン ピヤラット(タイ)

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 タイのバンコクから参りました。カンナーティコーン ピヤラットと言います。ニックネームはバンブーです。現在青森中央学院大学の3年生で経営法学を学んでいます。なぜ留学先に日本を選んだかというと私は高校一年から日本語を勉強しています。初めはとても難しかったが頑張っています。私の高校は筑波大学と繋がりがあり、筑波大学生(日本人)を私の家でホームステイとして受け入れました。高校二年生の時にはタイ全国で日本大使館主催の日本語スピーチコンテストに参加して、優勝することができました。表彰としては2週間の日本滞在で、初めて日本を良く知ることができ、とても感動し、日本の文化や習慣などに関心を持ち、日本で生活してみたいと思って、日本に留学しに来ました。

 青森に来て、三年目になりますが、これもすべて意味があると思っています。というのは、実は東京の大学も受けて、合格していました。しかし私の通っていた高校と青森中央学院大学が提携していて、青森中央学院大学も合格しました。聞いたことがない青森県の情報を調べて、雪は壁みたいな高さ! 帆立とリンゴが有名! 自然がきれい! 外国人に対してあまり慣れていないという情報がいっぱい出てきました。青森はとても静かなところなので、勉強にいいし、物価が安いし、タイと日本の架け橋として青森県民にタイのことやタイの文化などを広めたいと思って、青森に来ました。

 授業は日本人の学生と一緒で全部日本語で勉強しなければならないし、家族と離れたことがないし、最初はとても寂しくて、大変でしたが、私は “努力を続ければ成功が待っている” というモットーがあり、何があっても、諦めないで、全力で尽くせば、絶対乗り越えられると信じています。日本の生活にはだんだん慣れてきて、今はとても元気で暮らしできるようになりました。私の努力で、そして新しいことを挑戦するのが大好きなので一年生の時には青森中央学院大学の日本語スピーチコンテストに参加しみて、全学年の中で第二位の優秀賞を勝ち取ることができました。

 ここから、私の将来が大きく開いていきました。青森にいる外国人として青森県の観光地や食べ物を紹介する「ガイコクジンが行く!東北トラベラーズ」というテレビ番組の案内役リポーターに選ばれました。3回も撮影しました。これは、青森県はもちろん、日本全国と台湾にも放送されました。また、今まで色々な活動やボランティアをやりました。例えば、小学生と高校生にタイの文化と料理を教えました。青森にグリーン・ツーリズム体験で来たタイ人に通訳者として手伝いをしたりしました。それは、とても小さな一瞬の出来事でしたが貴重な経験になりました。社会に出る前の大事な訓練を受けました。日本、そして青森への留学経験を通して、タイ、日本、青森の経験を通じ、将来は国際的に活躍できる人材になりたいと考えています。

 色々な経験を通し、「青森に来て本当に良かった」と強く感じています。毎日が忙しく、「大学の授業やさまざまな有意義な活動との両立が大変」と思うこともありました。しかし、これから社会で活躍するための訓練だと思っているので、これからも全力で挑戦していきたいです。

 

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