青森県商工会議所連合会の紹介

青森県商工会議所連合会について

青森県商工会議所連合会

　当連合会は、青森、八戸、弘前、十和田、黒石、五所川原、むつの７商工会議所で構成される総合経済団体であり、県内商工業界の公正な世論の結集とその実現に努めるとともに、各地商工会議所及び各種経済団体との緊密な連絡調整、商工業の発展と社会一般の福祉の増進に資することを目的として活動しております。

　具体的には、県内商工業界が持続的な経済成長を遂げられるよう、中小企業対策の拡充強化、総合的な交通体系の整備促進、総合的な街づくりや観光産業振興の推進など多岐にわたる意見・提言や要望活動を行うとともに、中小企業・小規模事業者の経営支援や創業、経営革新、商工技術振興、観光・コンベンション振興、国際交流などの事業に取り組んでおります。

　特に、交流人口の拡大に向けた取り組みについては、中京圏をはじめ、関西・札幌圏域からの誘客促進を図るため、国内定期航空路線を活用し、関係行政・団体を含むミッション団によるトップセールスを行い、経済団体や企業に対し、本県の豊かな自然や食、温泉などをＰＲしております。海外からのインバウンド拡大についても、本県唯一の国際定期路線であり就航２０周年を迎えた青森・ソウル線を活用し、東北六県の県庁所在地商工会議所とともにＭＩＣＥ誘致へ向けた訪韓ミッションを実施しており、主要な団体・事業所と意見交換・情報収集を継続して行っております。特に、インバウンドの拡大には諸学を活用して意思疎通が大切であり、留学生の活用にも力を入れる必要があります。

　また、平成２８年３月に開業を迎える北海道新幹線や本県と道南地域一体となった大型観光キャンペーン「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」の実施を見据え、開業効果獲得のため、青森県や関係団体とともに、広域連携による誘客促進に取り組んでおります。

　このほか、歴史的に大変貴重な文化資源でもある縄文遺跡群の世界遺産登録を目指す「青森県の縄文遺跡群 世界遺産をめざす会」の活動や青森県での核融合研究開発を推進し、核融合原型炉の県内誘致を目指す「青森県ＩＴＥＲ計画推進会議」の活動、さらには、「青森県情報サービス産業協会」、「青森空港国際化促進協議会」、「青森県雇用対策協議会」等の活動を通じ、活力ある地域づくりに努めております。

　今後、人口減少や高齢化が加速する中で、北海道新幹線開業や新たな国際定期便として就航予定の青森・中国杭州線、大型客船の寄港ラッシュなどを好機と捉え、新たな旅行商品の造成等、誘客態勢の整備・強化による国内外からの誘客促進を図り、本県経済の活性化に向け、これからも日本商工会議所、東北六県商工会議所連合会をはじめ関係団体と連携し、各種事業に取り組んで参ります。

滋賀県経済団体・企業へのトップセールスの様子

東北六県商工会議所連合会訪韓ミッションの様子