第19回青森県留学生交流ジャンボリー開催
青森県留学生交流推進協議会及び(財)青森県国際交流協会の共催による第19回青森県留学生交流ジャンボリーが、2月9日(土)、2月10日(日)の一泊二日で、主に五所川原市を中心として開催されました。
この事業は、青森県内高等教育機関に在籍する留学生が、青森の文化や習慣、自然に親しむとともに国際交
流関係者や地域との交流を深めることにより、帰国後も青森県との親善の架け橋となってもらうことを目的に開催されているもので、今年は弘前大学が企画・運営を担当し、青森県内の留学生21名、並びに国際交流関係者3名の計24名が参加しました。
9日は、青森県武道館にて開催された第27回全国選抜高校相撲弘前大会を見学した後、五所川原市金木町にて「けの汁定食」で体を温め、地吹雪体験ツアーへ参加しました。前日の暴風雪の影響は殆どなく、留学生はもんぺやかんじきといった昔ながらの津軽の冬の姿に身をつつみ、地吹雪を体験しました。
地吹雪終了後は五所川原市梵珠少年自然の家に宿泊し、プラ板を使ったキーホルダー制作を行いました。各自の出身国の特徴がわかる内容のキーホルダーを作成し、お互いに自分の国について説明し親交を深めました。
翌10日は五所川原市立佞武多の館にて立佞武多を見学しました。高さ20mを越す立佞武多を見た留学生からは驚嘆の声があがっていました。この日の立佞武多の館では祭本番でも演奏している「御所河原 囃子 心組」が囃子の生演奏を行っておりましたが留学生も飛び入り参加し、観客から賞賛を浴びました。
例年と違い今回は冬の開催となりましたが、津軽の食、自然、文化を体験した留学生は一様に満足した様子
であり、青森県についての理解が深まったことと思われます。
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