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青森中央学院大学サテライトキャンパス
「FRIENDLY WINDOW(フレンドリーウィンドウ)」のご紹介

  青森市のメインストリート、新町通りに、青森中央学院大学サテライトキャンパス「FRIENDLY WINDOW(フレンドリーウィンドウ)」はあります。

 フレンドリーウィンドウでは、「留学生母国情報発信フェア」と題し、青森中央学院大学および大学院に在籍する留学生が、それぞれの「ふるさとの味」や、文化、観光情報などを紹介するイベントを開催しています。

 平成24年度の留学生母国情報発信フェアは、ベトナム出身の学生による「ベトナムフェア」を皮切りに、5月1日から6月30日までの期間に亘って開催されました。

 第一弾のベトナムフェアでは、ベトナム出身の新入生と大学院生を中心に、ふるさとの味「ネム(揚げ春巻)」をメインにしたランチが二週間提供され、一般市民の方々で賑わいました。ベトナムの味を初めて体験する方も多く、最初はその食べ方や馴れない味に戸惑う方もいるものの、たくさんの方に好評を得ることができ、フェアは無事終了しました。

 フェア第二弾は、三年生を中心とした中国出身の学生による「中国フェア」が開催され、本場の中華料理が二週間提供されました。エビのピリ辛あんかけ飯「油燜大蝦(ヨウメンターシャ)」と、豚肉とじゃがいもの炒め物「土豆肉絲 (トゥトォロース)」を軸に、日本の中華料理店ではあまりお目にかかる事の無い、「ふるさとの味」が提供されました。

ベトナムフェアポスター 中国フェアポスター

 フェア第三弾は、台湾出身の学生とマレーシア出身の学生による「台湾・マレーシア共催フェア」が行われ、多様な料理がランチとして提供されました。ランチは二種類のメインを選択する方式で、台湾の豚肉そぼろかけご飯「肉燥飯(ロウツォーファン)」と、マレーシア風味たっぷりの「チキンカレー」を主菜に、台湾ではコンビニでもスナックとして買うことのできる程メジャーな、台湾紅茶で煮たゆで玉子「茶湯」や「台湾ビーフン」が添えられたボリュームたっぷりのランチが大きな好評を博しました。フェア最終日には台湾出身の学生による「まるごと台湾観光講座」も開催され、台湾旅行を計画している市民へと、ガイドブックには載らない情報が提供されました。

 最終となるフェア第四弾は、タイ出身の学生により開催されました。タイの雰囲気に彩られたキャンパス1Fのカフェスペースでは、二週間に亘り三種類の日替わりランチが提供され、多くの市民の方が本場のタイ料理を楽しみに訪れました。日本でもメジャーな「イエローカレー」を始め、タイでは非常によく食べられる「ホワイトカレー」、豚肉とにんにくの炒め物「ムートートグラテェム」の三種類日替わりランチは、日本人向けに辛さを抑えて提供がなされ、幅広い層から好評を得る事が出来ました。

台湾マレーシア共催フェアポスター タイフェアポスター

 「留学生母国情報発信フェア」期間中は、それに連動した「留学生講師による外国語講座」が開催され、語学を通じて留学生と市民の方が交流する機会を創出する事が出来ました。そのほか、青森市や新町通りでイベントが開催される期間には、イベントにタイアップする形で、学生によるヴァーチャルな店舗経営が行われ、市民交流をしながら経済活動を行う事で、様々な体験を得る機会が出来ました。

語学講座風景

 中でも、「カレー頂上決戦」と題した飲食提供イベントは、「タイのグリーンカレー」と「マレーシアのチキンカレー」による売上対決をテーマに、企画から実際の調理、広報、接客、会計など、経営に必要な全てのプロセスを留学生と日本人学生の混成ワーキング・グループで担当し、開催されました。参加した学生は計5カ国籍によるグローバルな協働を経て、異文化への理解力を深く養い、更には、経済的に非常に大きな成功を両立させた事で、国境を越えた仲間意識と、自分への自信を深めることができました。

カレー頂上決戦準備風景

 青森中央学院大学サテライトキャンパス「FRIENDLY WINDOW」は、今後も留学生を含む学生の自己研鑽の為のツールとして、また、学生と市民をつなぐ「親愛的な窓口」として、学生のヒューマンソースとしての青森市振興への寄与を目標に、努めて参りたいと思います。

FRIENDLY WINDOW ホームページ

 

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