留学生の声

日本に留学してこれまでに経験したこと

青森公立大学 経営経済学部3年

鄭 祉浩(大韓民国)

apu

 私が青森公立大学に入学する前、いえ、まだ日本に来る前、その時はまだ日本がどんな所か、テレビやインターネットなどで聞いた情報が全てでしたので、なんだか漠然としていて、何も思い浮かびませんでした。その上、私にとって初めての外国、初めての一人暮らしだったので、日本に行ってちゃんと生活できるかどうか自信がなくて心配でした。

 そして何日か後、心配していた日本での生活が始まりました。掃除、洗濯、買い物や料理を自分でやらなければならないことが、ここに来るまで自分でご飯を炊いたこともなかった私には初めての経験だったので、いろいろと大変でした。しかし、日本に住んで数ヶ月が過ぎた今は、ある程度慣れてきましたので、面倒なことは変わりませんが、ぎこちなさは無くなりました。日本に来てから私の大発展だと思います。

 日本で生活するのもそろそろ慣れてきたところで、入学式が近づいてきました。一人暮らしをするのも結構心配でしたが、最も心配になったのは、一緒に授業を受けたり、遊んだりする「友達」を作ることでした。日本に来たばかりで、さらに外国人の私がうまく友達を作ることができるだろうか、知っている人も全然いませんし、誰か私に関心を持ってくれるかどうかもわからなくてすごく悩みました。オリエンテーションの時、友達を作ろうとして隣の人に話かけ努力しましたが、結局失敗し、このまま友達を作れないかと思って不安になりました。それでサークル紹介の時、何かサークル入ったら友達が出来るかもしれないという希望を持って色々なサークルに入りました。初めてのサークル活動の日、互いに自己紹介をして、偶然に学科とクラスが同じ人と会って色々と話しながら友達になりました。そのあと、友達の友達に紹介されながら、友達ができたので、友達ができないかもしれないという心配はもう無くなりました。

 また、韓国では部活のようなものがあまり活発ではなく、名目的であることが多かったのですが、日本では活発に行われていましたので、私にとっては初めてのサークル活動です。特によさこいサークルの場合、体を動かす活動は結構久しぶりで、よさこいを踊るのも楽しく、興奮しました。初めは体が動くか心配でしたけが、先輩達が親切に教えてくれたので、安心でした。

 日本に住んでから5ヶ月ぐらい、短くも長くでもない期間ですが、これまで日本に住みながら、弘前の行事でよさこいを踊ったり、友達と北海道に旅行したりなど、いろんなことがありました。私は留学という目的で来たので、勉強も頑張りつつ、今後もいろんなことに挑戦しながら、大学生活を楽しく過ごしたいと思います。

「留学生の声」へもどる
 
あそさについて