第１６回青森県留学生交流ジャンボリー開催
青森県留学生交流推進協議会主催（当番校：弘前大学）の第１６回青森県留学生交流ジャンボリーが，８月２８日（金），２９日（土）の２日間にわたって，初秋の十和田湖，津軽地方を会場に開催されました。
このジャンボリーは，県内高等教育機関在籍の留学生が，青森県の伝統的文化や自然に親しむとともに，日本人学生，国際交流関係者及び地域住民との交流を深めることによって，帰国後も青森県との親善の架け橋となってもらうことを目的に開催されているもので，青森県内留学生５２名（弘前大学３１名，青森大学８名，青森中央学院大学１２名，八戸工業大学１名）及び日本人学生（弘前大学)２名並びに国際交流関係者１２名が参加しました。
２８日は，各機関参加者が青森駅に集合後，モヤヒルズを経由するなどして，
奥入瀬渓流石ヶ戸に到着し，清涼感溢れる奥入瀬渓流（石ヶ戸～阿修羅の流れ～雲井の滝）を散策し，奥入瀬の大自然を満喫しました。
さらに，一行は，子の口から遊覧船に乗船し，休屋まで十和田湖上遊覧を楽しみました。カルデラ湖独特の湖水の蒼さと，湖面から高くそそり立つ絶壁の織りなす勇壮な十和田湖の景観に息をのみました。
引き続き，十和田湖畔休屋のホテルにおいて留学生との交流会が開催され,留学生と日本人学生，国際交流関係者が膝を交え和やかに歓談し，親睦を深めました。
翌２９日は，平川市立尾上中学校において，校長先生はじめ教職員，生徒の暖かい出迎えを受け,同校との交流会が体育館において盛大に開催されました。
最初に，国際交流センター長の挨拶，同校生徒会長による歓迎の挨拶の後，尾上地区八幡崎獅子踊り保存会による地域伝統芸能「獅子踊り」が披露され，歓迎ムードが高まりました。続いて，本学の協定校留学生による出し物が披露されました。タイ出身留学生による母国紹介のスライドショー及びタイ伝統舞踊，韓国出身留学生による韓国伝統音楽演奏が披露されると，会場は一気に国際色豊な雰囲気に包まれ, 大いに盛り上がりました。最後に，当日文化祭期間中でもあった尾上中学校の校内見学をしました。留学生達は中学生達の作成した様々な展示物を興味深げに鑑賞していました。
尾上中学校との交流会を終えた一行は，田舎館村へ向かい，田舎館村役場天守閣からの田んぼアート「戦国武将とナポレオン」の壮大なスケールの眺望を思う存分に楽しみました。
今回参加した留学生にとって，十和田の自然を肌で感じ，県内中学生との交流を通して日本の地域伝統文化・芸術への理解を深めたことは，青森県における有意義で楽しい思い出になったことでしょう。
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