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あっという間に4ヶ月が過ぎて

八戸工業大学 電子知能システム学科1年

賈 向穎(中国)

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 2009年3月12日は私にとって特別な日になりました。この日私は留学の道に足を踏み込みました。あの日。自分の夢を持って、3時間の飛行、はるばると海を渡って、新しい国に来た。新しい環境への適応、言語の不慣れに対する不安と、内心の寂しさに押しつぶされそうだった。飛行機から降り立ち、空港を離れて、街まで歩くと、新鮮な空気、藍色の空、いくつかの心地良さ、少し親しみを感じた。だが、同時に、どうしたらよいか分からない困惑もあった。

 あれから、時間は速く、壁掛けのカレンダーは1ページ1ページ瞬く間にめくられていった。もうすでに4ヶ月経った。私はこの4ヶ月の間に自分が変わることを経験した。
無数の一回を、無数の「これまでなかった」ことを経験した。多くの小さい細い点、小さい騒ぎ、毎日の苦労、これらをすべて言い出すことはできない。しかしこれらはしっかり私の心の中に貯まった。本当はこれだけで充分!

 例えばこんな日もあった。私は5月生まれ。1年前の5月は、大学で学友と一緒に誕生日を過ごした。とても懐かしい。とうてい忘れられない。今年の5月は、全く違った。誕生日がすべて週末とは限らない。独り学校で過ごすほかなかった。しかも、友達の祝福もなかった。ただ自分一人だけが、今日が自分にとって特別な日なことを知っているだけだった。私は一人で「誕生日おめでとう」と呟いた。

 これから、私はどのように変わることができるのか。更に強靱に、更に成熟して行くのか。自分のする事は、絶対に他の人が関与することはできるはずがない。両親は子どもに血肉をあげるが、しかし、魂は子供が自分自身で創造し発展させるものだ。

 いつも父母は聞きます、「私の子供は成人してすぐ出国したのに、ちゃんと自立した生活が送れていますか?自分ですきなことばかりしているんではなしでしょうね。ちゃんと学業に励んでいますか?」と。この4ヶ月の自らの体験を通じて、私は、今、両親がいない情況でも、ちゃんと、一人で、更に楽しく、自主的にすることができると感じている。だから、お父さん、お母さん、安心して!

 この4ヶ月の間に、自分の成長を見て、自立を見て、未来まで見て、これからも何も心配することはないと思っている。日本での留学生活が更にすばらしいものになると信じて、これからも頑張ります!

 

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